2/25、ついに1カ月間ホームステイに来ていたTariqが帰る日を迎えてしまいました。
楽しい思い出は色々とあるのですが、その中でのお気に入りのエピソードを一つ紹介したいと思います。

日本に来てからTariqは日本語の名前をニックネームとしてつけたいとずっと考えていたそうです。
私が知っている海外の日本語を勉強している生徒たちも自分のお気に入りのアニメなどから名前や好きな漢字を取って
FBやInstagramなどのソーシャルメディアにニックネームとして使ったりしていました。
日本語の響きや漢字がカッコイーのかな!?

Tariqもそのようで、でもなぜが日本人の名字をつけたいらしく、鈴木さん、山田さん、佐々木さんのような・・・
とっても一般的な名字を言っていたので、もっと珍しい名字の方がカッコイイと思うよとアドバイスをしました。
でも当たり前ですが、Tariqにはどんな名字が珍しくていいのか分からないようでした。

う〜ん。。。
しょうがない。
”可知”をあげよう!!

と言う事で長期滞在してくれたTariqには特別に私達の家族の名前をプレゼントしました⭐︎
実際に可知は京都で7軒しかなく(そのうち1軒は従兄弟なので)珍しい名前をもらえたTariqは、とっても嬉しそうでした。

1カ月の間に本当の家族のように我が家に馴染み、溶け込んでいたTariqが明日からいないのはとても寂しいです。
でもTariqはまだあと3年日本にいるので、少しの間だけのサヨナラです。

Tariqの帰った後、彼の使っていた部屋の枕の下からお手紙が。

“心からありがとう、また来るね!可知ターリック” 

と書かれていました。

Tariq、私たち家族も同じ気持ちです。またすぐ遊びに来てね!ひとまずサウジアラビアへ気をつけて帰国してください。
そして桜が咲く前に帰ってくるのを日本で待ってま〜す。

Assalamu Alaykum! (あなたに幸せを) じゃあね!